こんにちは~
いよいよサーバ構築演習、第6回についてです。
第5回の課題が難易度易しめだったので、期待していましたが色々手順があり、結構大変な課題でした。
55枚の画像で説明します(雑だったらごめんなさい)ので、ぜひ見てみてくださいね。
この記事書くのも結構大変…ボリューム多いと4時間位かかりますね~
やる前に
以下に該当する人は、すぐに作業しないほうが吉です。
※ちょっと作業が多かったり、いろいろな画面があるので
- 寝る前5分、10分やって寝ようと思っている人
- とにかく「サーバ演習やらなきゃ」と少し焦りがある人
- 日程的に第6回ということもあり、疲れのピークが来ている方(まぁ、みんなそうですが・・・)
やること(目安の時間)
やった後には、「まぁこんなもんか」と思うかもしれませんが、授業資料と講義動画だけでは、私も含め勘所がない一般人にはちょっと厳しいかもです(ファイルの編集の是非の判断等)
※ちょっといろいろ調べたりしたことを記載していきますので、安心してください。
- ネットワーク(IPアドレス/DHCPサーバ)の設定確認(約5分)
- nmtui(NetworkManager Text User Interface設定 約15分)
- メールサーバサービスのインストール確認(おそらく0分)
- 設定ファイルの編集(約30分)
- メールサーバサービスの起動(約5分)
- メール送信してみる(約10分)
- 動作ログの確認(約10分)
- 課題提出の挑戦(約30分)
時間は少し大目に見ていますが、設定ファイルの編集は少し難易度高めです。
第6回Postfixの動作確認
ネットワーク(IPアドレス/DHCPサーバ)の設定確認(約5分)
IPアドレスの確認
さっそく少し大変です。
まずは、CentOSを起動し、以下のコマンドを打ってみてください。
1 |
ip addr |
ip addr show
でもOKです。
ここのIPアドレスをメモしておきましょう
※後で使います!
DHCPアドレスの確認
1 |
routel | grep default |
ここのIPアドレスもメモしておきましょう
※DHCPのアドレス、これも後で使います!
DNS(キャッシュ)サーバの確認
1 |
cat /etc/resolv.conf |
これもメモしておきましょう!
例:
IPアドレス:192.168.xxx.xxx
DHCPアドレス:192.168.xxx.xxx
DNSサーバアドレス:192.168.xxx.xxx
※192.168で始まっていない場合も問題ないですので、そのままメモしてください。
nmtui(NetworkManager Text User Interface設定 約15分)
ここから少し大変です。できれば、講義の動画を今一度確認しながら、実施してみると良いかもしれませんね。
まずは、以下のコマンドを打ってみてください。
1 |
nmtui |
以下のような画面になりますが、壊れてないですよ。授業の通りですからね。
~授業と少し前後します~
次は、ちょっと注意しながら・・・
入力し終わったら、以下のような感じになるはずです。
ネットワークの再起動とDNSの確認
講義の通り、以下のように入力して確認してみましょう。
ns.wine.nomの「ns.」は講義の説明の通り、なくても良いみたいですね。
1 2 3 4 |
systemctl restart NetworkManager dig a ns.wine.nom dig mx wine.nom dig a wine.nom |
ここで、wine.nomだけではなく、第3回/第4回で実施した自分のアドレスを確認してみましょう。
ネットワークの設定確認はここまで。
メールサーバサービスのインストール確認(おそらく0分)
講義の通り、基本的にはPostfixというメールサーバサービスは既にインストールされているはずです。
まずは、以下のコマンドを打ちましょう。
1 |
yum list installed | grep postfix |
何も表示されていない場合は、講義資料の通りyumコマンドでインストールが必要です。
※インストールはもう出来ますよね?
1 |
yum install postfix |
設定ファイルの編集(約30分)
実はここが最難関との噂も・・・
/etc/postfix/main.cfのファイルを編集します。
設定変更箇所は、9項目くらいですが、700行くらいあります…
※眠いときにはやらないようにお願いします。
作戦…
通常は、nanoエディタでファイルを編集しましょう。
※[ctrl]+[w]で検索ができるようです。
私は、対象のファイルをWindowsに持ってきて、編集し、CentOSに戻すやり方を実施しました。
ちなみに、ファイルをWindows(macOS)に持ってこようが、nanoエディタでCentOS上で編集しようが、やることは一緒なので画面が違うだけですね。
この時に、「main.cf」をコピーして編集前の状態をバックアップしておくと良いでしょう。
CentOSでのコピーは、cpコマンドで
1 |
cp /etc/postfix/main.cf /etc/postfix/main_org.cf |
ファイル編集
講義資料だと、以下の設定しろと言うことのようです。
難しくないですが、ここが鬼門です(ややこしい)
- myhostname = ns.wine.nom
- mydomain = wine.nom
- myorigin = $mydomain
- inet_interfaces = all
- inet_protocols = ipv4
- mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
- mynetwork_style = host
- home_mailbox = Mailbox
- mail_spool_directory = /var/mail
変更差分
左が変更前
右が変更後
とし、画像で示します。
※こちらのほうが、伝わりやすいので!
※また、ファイルの行番号は、編集前後であくまで参考で
※「#」は外します
また、以下のサイトを参考にさせていただきました。(「この設定にしてね」だけだと、勘所がない人には判断することが結構厳しい)
ちょっと難しかったですかね?
画像をダウンロードして拡大して見ても良いでしょう。
ファイルを戻す
Windows(WinSCP)やmac(scpコマンド)で、main.cfファイルを持ってきた場合は、CentOSに戻す必要がありますね。
ファイル編集は、一旦ここまで。
メールサーバサービスの起動(約5分)
1 2 3 4 |
firewall-cmd --add-service=smtp --permanent firewall-cmd --reload systemctl enable postfix systemctl start postfix |
とりあえず順番にコマンドを打っていけばOKです。
メール送信してみる(約10分)
ちょっと大変ですが、以下のコードを打ってみましょう。
Enterで改行して、おかしいな?と思っても、そのまま全部打ち込んでくださいね。(最後のピリオドまでしっかりと)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
sendmail ryoma(ここは各自のユーザ名に置き換えてください) From:root To:ryoma(ここは各自のユーザ名に置き換えてください) Subject:test!!! test test! test!! test!!! . |
動作ログの確認(約10分)
cat ~ユーザ名/Mailboxコマンドで確認です。
1 |
cat /ryoma/Mailbox |
1 |
less /var/log/maillog |
課題提出の挑戦(約30分)
課題
授業の内容を聞いて、他の方のディスカッションの内容を見れば、何を提出すればよいかわかりますね。
直接何を提出するかは言えないので、あくまで参考情報です。ごめんなさい。
とりあえず、存在しないユーザにメールを送ってみましょう。
例:ジョージ(george)さんに送りましょう!
1 |
less /var/log/maillog |
その他:Tips
cat /root/Mailboxについて
さて、 cat /root/Mailboxを行った際に、Mailboxファイルがそもそも作成されておらず、コマンドが通らない。
先人たちの知恵
ディスカッション画面で、その道にすごい詳しい方がたくさんいらっしゃったので、私も解決することが出来ました。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
[root@localhost etc]# getenforce Enforcing [root@localhost etc]# [root@localhost etc]# setenforce 0 [root@localhost etc]# getenforce Permissive [root@localhost etc]# |
setenforce 0
コマンドを実行し、
getenforceコマンドで、Permissiveが返ってくればOKの様です。
再度、sendmail georgeg(仮)にメールを送ってみてから、cat /root/Mailboxコマンドを確認してみてくださいね。
●私は、ファイルを直接編集する方法を試しました。
CentOS7 SELinuxの無効化
まとめ
- ネットワーク(IPアドレス/DHCPサーバ)の設定確認を行いました。
- nmtuiの設定を行いました。
- メールサーバサービスの設定確認を行いました。
- 設定ファイルの設定確認を行いました。
- メールサーバサービスの起動確認を行いました。
- メール送信してみる確認を行いました。
- 動作ログの確認を行いました。
- 課題提出に挑戦してみました。